住宅ローン金利の動向と推移
住宅ローン金利とは、住宅ローンからの融資を受けるときにかかる賃貸料のことです。融資を返済し終わるまで、その住宅ローン残高に対して一定割合の賃貸料を払わなくてはなりません。その割合のことを住宅ローン金利と言います。
住宅ローン金利は、市場の金利とほぼ同じ動きをしており、景気によって金利は高くなったり低くなったりします。一般的に景気の良い時には住宅ローン金利は高くなり、景気の悪い時には住宅ローン金利は低くなります。
住宅ローンを検討する際に、もっとも重要なのはこの住宅ローン金利といっても過言ではありません。この住宅ローン金利は各金融機関によって異なりますし、その住宅ローンのタイプによっても異なります。住宅ローンによる返済額をいかに少なくできるかは、住宅ローン金利の低い商品を選ぶことができるかにかかっています。
ここで、住宅ローンの金利タイプについて見てみましょう。
住宅ローンの金利は、固定金利型/変動金利型/固定金利選択型の3つに分けられます。
固定金利型…住宅ローン金利が一定で変動しない
変動金利型…住宅ローン金利が変動する
固定金利選択型…一定期間は固定の住宅ローン金利だが、
その後の住宅ローン金利が変動する
一般的に住宅ローン金利は、固定金利型よりも変動金利型の住宅ローンのほうが低い金利が設定されています。しかし変動金利型はその名のとおり、景気動向に併せて住宅ローン金利が変動するので、思わぬ返済額の上昇で、住宅ローンの返済計画が狂ってしまうこともあります。
その場限りの住宅ローン金利の低さに惑わされることなく、「住宅ローン返済終了まで、いかに有利な条件が適用されるか」という視点で住宅ローンを選択することが重要です。
その住宅ローン金利の動向と推移ですが、バブル期から最近の金利の動向について確認をしてみます。バブル期と呼ばれていた時代の金利は、変動金利型住宅ローンをベースに見てみると8%台でした。8.5%の最高金利をつけた後、バブル経済の崩壊とともに金利は下落しつづけ、超低金利時代に突入しました。この間約20年の金利の平均は約4.5%です。現在から考えると、金利8%台の時代があったこと自体が大変な驚きですし、平均で4.5%の金利という事実も意外なことのように感じます。
しかしこのような過去の金利の推移を見ると、ゼロ金利が解除されて金利が上昇傾向にある現在でも、金利水準はまだまだ低いということができると思います。過去の金利の推移を見る限りでは今後の金利は、4%台に上昇しても何の不思議もありません。住宅ローンの返済期間は20年~30年と長期にわたります。そのため、長期的な視野で金利を見ることが大切だと言えるでしょう。

